国際ニュース

黒海の地政学

今月23日、地政学を知るものにとっては大変興味深いニュースが流れた。ロシア海軍の艦船が、黒海を航行中の英海軍駆逐艦ディフェンダーに対して威嚇射撃を行い、さらにロシアの戦闘爆撃機スホーイ24がディフェンダーの進路に4つの爆弾を投下したというの...
国際ニュース

北極海の地政学

北極海というと、氷に覆われただけの海というのが一般的な認識であろう。しかし、この海は古くから地政学的には重要な海域とされてきた。ユーラシア大陸とアメリカ大陸に挟まれた地中海は冷戦時代、米ソが睨み合う最前線でもあった。ただ、氷に覆われているた...
国際ニュース

イスラエル、イランともに強硬派がトップに

今月18日に行われたイランの大統領選挙で、ライシ師が当選した。ライシ師は、最高指導者ハメネイ師に近い強硬派と言われる。西側諸国が、イランの選挙プロセスや人権問題にいくら口を出したところで、このハメネイ–ライシの強硬路線は覆らない。西側諸国は...
国際ニュース

英空母打撃群がイタリア、イスラエル空軍と演習

6月15日の英海軍の発表によると、空母クイーン・エリザベスを中核とする英空母打撃群が、地中海において共同軍事演習ファルコン・ストライク21に参加したという。英海軍の発表によると、4カ国のF35が同時に訓練に参加したされているのだが、この発表...
日英関係 1930年代

廣田外交と英米中2

グルー駐日米大使が3月2日にハル国務長官に送った、クライブ駐日英大使との会談の報告は、次のようなものだった。ロンドンからの指示によりクライブは前週に廣田外相を訪ね、英国は日中関係の発展を喜んで歓迎すると述べた。廣田はこの英国の確かな励ましの...
日英関係 1930年代

廣田外交と英米中

廣田外相の国会での外交方針演説が英国でも注目されていたことは先に述べたが、その後、英米中これをどのように評価していったであろうか。まず、廣田外相の指示を受け1935年1月30日、有吉特命全権公使が南京政府の汪兆銘行政院長と会談を行った。同時...
日英関係 1930年代

廣田外相の外交方針演説、英国でも大きく報道

1934年は日英不可侵協定が提起され、英国産業協会の使節団が日本と満州を視察し、日英関係改善に期待が出てきた年となったが、翌1935年、その流れはどうなったであろうか。英国側も日本の出方を窺っており、新聞なども日本外交や中国問題のことは常に...
国際ニュース

大西洋憲章と「プリンス・オブ・ウェールズ」

先日、英国と米国の首相会談がG7首脳会議に先立って行われ、そこで「新大西洋憲章」なるものが謳われた。近年出現してきている、国際社会の秩序を脅かす脅威に対して協力して対処しようという趣旨だが、もちろんこのモデルとなったのは1941年の「大西洋...
国際ニュース

フランス、インド太平洋で日和見

以前、太平洋で日米豪仏が共同軍事訓練「ジャンヌ・ダルク21」を行ったことについて述べた。その中で、フランスはもともとヨーロッパの大陸国家で、自分の利益となれば中国にも武器を売るような国なので、あまり信頼し過ぎない方がよいと指摘しておいた。フ...
日英関係 1930年代

飛行家センピル卿も満州訪問を計画

1934年9月、英国産業連盟使節団(FBI使節団)が日本と満州を訪問し、英産業界が日英関係改善と英国の満州国承認を後押ししたが、このような動きを見せたのはFBI使節団だけではなかった。親日家の飛行家と知られるセンピル卿もその一人である。セン...