倉前盛通について

志位正二氏と倉前盛通

前回の投稿で、ソ連のスパイの話を書いたが、一般の人々にはまるで映画や小説の世界の話で、本当にスパイなんかいるのかと疑問に思う方も多いと思う。 そこで、今回は倉前と友人関係にあった元ソ連スパイについてお話ししようと思う。 その元ソ連スパイの名...
九平次つれづれ

スパイ情報と倉前盛通

倉前は昔、小室直樹氏との共著で『世界戦略を語る』という対談本を出している。かなりくだけた内容で、時々笑いを誘う場面もあり、面白く読むことはできる。これが対談本の醍醐味というべきであろうか。 さて、『世界戦略を語る』の中で二つばかり興味深い話...
倉前盛通について

倉前盛通のルーツ

倉前盛通は鹿児島県の生まれである。大隅半島の根占の出身ということになっているが、ここは倉前の祖父の代に移り住んだ土地で、倉前家はもともと薩摩半島南端の阿田にあった。倉前で十六代目だったという。 この阿田という所は、古事記に「阿多の長屋の笠沙...
九平次つれづれ

艶とは

歌はただ よみあげもし詠じもしたるに 何となく艶にもあはれにも聞ゆる事のあるなるべし これは藤原俊成の言葉である。俊成卿は藤原定家の父君で、千載和歌集の編者であり、平安末期、鎌倉初期を代表する歌人だ。五条の三位と呼ばれ、その屋敷内にあった社...
倉前盛通文庫

悪の論理 完全版

『悪の論理 完全版』 悪の論理 完全版 Amazonで発売中 『悪の論理 完全版 地政学で生き抜く世界』は、『悪の論理』と『新 悪の論理 増補版』の2冊を1冊にまとめたものだ。前著2冊を既にお読みいただいた方には目新しいものではないかもしれ...
倉前盛通文庫

新 悪の論理

新 悪の論理 日本の地政学はこれだ 新 悪の論理 Amazonで発売中 前著『悪の論理』の続編として昭和55年に刊行された。ソ連によるアフガニスタン侵攻を予測し的中させたこともあり、前著に続いてベストセラーとなった。 前著の副題は「地政学と...
倉前盛通文庫

悪の論理

『悪の論理 地政学とは何か』 『悪の論理』 Amazonで発売中 『悪の論理 地政学とは何か』が出版されてから、41年が経過しようとしている。当然ながら、その間に世界は大きく変わった。その一方で、変わっていないこともある。したがって、世界は...
九平次つれづれ

自然災害とマインド・コントロール

西日本の豪雨災害は、改めて治水の重要性を知らしめた。 今すでに洪水はひき、復興に向けて動き出している。しかし、デマ情報の氾濫はまだ続いているようだ。SNSの普及でデマ情報の拡散が容易に起こる世の中である。「レスキュー隊の格好をした窃盗団が被...
倉前盛通文庫

悪のマインド・コントロール

『悪のマインド・コントロール』 (旧題『悪の超心理学』) 悪のマインド・コントロール Amazonで発売中 昭和58年に刊行された『悪の超心理学』を、『悪のマインド・コントロール』と改題し、デジタル版として復刊した。旧題では「超心理学」を敢...
倉前盛通文庫

自然観と科学思想

自然観と科学思想 文明の根底をなすもの 自然観と科学思想 Amazonで発売中 倉前盛通著『自然観と科学思想』は昭和51年(1976年)に出版されたが、長らく絶版となっていた。しかし、これは多くの人に読んでいただく価値があると考え、復刊させ...