九平次つれづれ

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英国人と自由

新型コロナウィルスの感染拡大で、英国は今封鎖状態にある。 チャールズ皇太子、ジョンソン首相、ハンコック保健相も検査で陽性反応が出てしまい、隔離中である。英国政府が外出を禁止しているので、いつもならば混み合うロンドン市街地は今ガラガラの状態で...
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謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 平成三十一年は、日本だけではなく、世界的にも大きく時代が変わる年になると思われます。その新しい時代の荒波にただただ流されるのか、それとも乗り切るのか。 これは、私たち自身が...
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Brexitと地政学

ご無沙汰しております。倉前九平次です。本日からまたブログを再開致します。 さて、今英国はEU離脱(Brexit ブレグジット)で揉めに揉めているようだ。地政学的に見れば離脱しか英国の生き延びる道はないと思うのだが果たして・・・。 英国といえ...
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鬼頭中将と三島由紀夫

先日、「防人の歌」の頁を書きながら、ふと思ったことがある。 歌を詠むのが上手な日本軍の将軍に誰がいたろうか。 山縣有朋は結構な風流人で、歌も嗜んだそうだが・・・。 大山巌も日清戦争が終わり彼の地を後にする時、桜の木を植えて歌を残している。 ...
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防人の歌

八月になるといろいろと考えさせられる。それはやはり先の大戦についてである。私事で恐縮だが、小生の研究分野はこの「先の大戦」に含まれるので、四六時中、この「大戦」については考えているのだが、やはりこの季節は考えるというよりも考えさせられるとい...
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虫の声

立秋も過ぎ、ちらほら虫の声が涼しい頃である。 虫の声を聞くたびに思うことがある。それは、同じ虫の声でもなぜ京都の虫の声はあんなに美しいのだろうか、ということである。 これは京都の人に聞いてみてもわかるはずがなく、「へぇ、そうなん?」と言われ...
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スパイ情報と倉前盛通

倉前は昔、小室直樹氏との共著で『世界戦略を語る』という対談本を出している。かなりくだけた内容で、時々笑いを誘う場面もあり、面白く読むことはできる。これが対談本の醍醐味というべきであろうか。 さて、『世界戦略を語る』の中で二つばかり興味深い話...
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艶とは

歌はただ よみあげもし詠じもしたるに 何となく艶にもあはれにも聞ゆる事のあるなるべし これは藤原俊成の言葉である。俊成卿は藤原定家の父君で、千載和歌集の編者であり、平安末期、鎌倉初期を代表する歌人だ。五条の三位と呼ばれ、その屋敷内にあった社...
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自然災害とマインド・コントロール

西日本の豪雨災害は、改めて治水の重要性を知らしめた。 今すでに洪水はひき、復興に向けて動き出している。しかし、デマ情報の氾濫はまだ続いているようだ。SNSの普及でデマ情報の拡散が容易に起こる世の中である。「レスキュー隊の格好をした窃盗団が被...
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明治維新と「怨念」

今年は明治維新から150年の節目の年だ。 今年のNHK大河ドラマの主役が西郷隆盛なのはそれも理由なのであろう。こうして多くの人が明治維新に想いを馳せるのはよいことだと思う。 が、それにして、明治維新ほど「ケッタイ」な出来事は滅多にお目にかか...