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国際ニュース

英国経済を守る英海軍

「Global Britain (世界の英国)」と謳って英国は空母打撃群をインド太平洋に派遣した。インド太平洋で日米豪印と連携し中国を牽制するのが目的である。しかし、なぜヨーロッパに位置する英国がわざわざインド太平洋まで来なければならないの...
秘録 BC級戦犯裁判

秘録 BC級戦犯裁判 44

第44回 ポートブレア編(23) 日本軍にとってアンダマン諸島は、インド洋を臨む防衛の最前線であり、戦略上きわめて重要なところであった。そのため、海軍からスパイ掃蕩の指令が出されていた。つまり、スパイ容疑に対する徹底した捜査が指示されていた...
日英関係

有田外相と日英関係

1938年5月に外相に就任してから日英交渉を重ねてきた宇垣一成外相は、同年9月28日、大臣の職を辞した。これには英国も驚いたようで、タイムズ紙は宇垣外相辞任のニュースを報じている。辞任の理由も、興亜院設立をめぐる外務省と陸軍の対立によるもの...
国際ニュース

エリザベス女王、空母「クリーン・エリザベス」視察

先日、大西洋での軍事演習を終えポーツマス港に戻って来ていた英空母「クイーン・エリザベス」を、22日、エリザベス女王が視察に訪れた。インド太平洋へ向けて出港する前に、乗員たちには特別な餞となったことだろう。ジョンソン首相も別途視察に訪れており...
日英関係

宇垣一成と日英関係

1930年代に悪化した日英関係を改善しようという試みの中で最も期待が持てたのは、1938年の宇垣一成外相のそれではなかったろうか。陸軍大臣経験者の大将(予備役)、宇垣外相は親英派と目されていたし、交渉相手のクレーギー駐日英大使は熱心な関係改...
日英関係

親中の英経済界

蒋介石が貿易協定を提案してきたことは先に述べた。それと同じ時期に、英経済界からも英政府に要請があった。その内容は、もっと中国と商売をできるようにして欲しい、ということであった。確証はないのだが、この二つの動きは連動しているのではないだろうか...
日英関係

蒋介石、英国に経済協定を提案

ヨーロッパの西部戦線に、軍事使節や中国人労働者の派遣を計画した蒋介石であるが、英国懐柔策はそれだけに留まらなかった。次に蒋介石は、経済協定の締結を申し出てきたのであった。これに関与したのが、当時ロンドンの中国大使館に滞在していた郭秉文氏(K...
日英関係

蒋介石、西部戦線に労働隊派遣を計画

蒋介石は軍事使節を西部戦線に派遣したいと英国に打診したことは、前回述べた。それは英陸軍省が断ったため、実現はしなかった。しかし、そのひと月後、今度は中国人の労働隊を西部戦線に派遣する計画が持ち上がった。それに対する日本の新聞の反応を、クレー...
日英関係

蒋介石、西部戦線に軍事使節派遣を望む

英外務省の公文書で次のようなものがある。日付は1939年10月4日で、第二次世界大戦が勃発した一月後である。ちなみに、真珠湾攻撃の2年前である。 The Counsellor of the Chinese Embassy stated to...
国際ニュース

英空母「クイーン・エリザベス」、一時帰港

Navy Outlook: HMS Queen Elizabeth comes back into Portsmouth with a full air group onboard 先日、最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする英国空...