「南京大虐殺」の真相 ー YouTubeに削除された箇所

悪のマインド・コントロール 倉前盛通文庫
悪のマインド・コントロール

先日、YouTube上に掲載していた『悪のマインド・コントロール』(倉前盛通著)の「立ち読みコーナー」の動画が突然、運営側によって削除されてしまった。どんな内容が削除の対象だったのか皆様にも知っておいていただこうと思い、この度ブログに掲載することにした。

倉前流に言うならば、これこそまさに「マインド・コントロール」の一環なのであろう。

以下、『悪のマインド・コントロール』からの抜粋である。

南京大虐殺も中国のマインド・コントロール

六百万人のユダヤ人の虐殺によって、ドイツ人をはじめ全ヨーロッパの人間は、ユダヤ人に対して永久に贖罪意識を持たされることになった。そして、この同じ構造は、規模こそ違うけれども、敗戦後の日本にあてはめられ、中国への贖罪意識として植えつけられたのであった。

南京大虐殺がそれである。今も朝日新聞などが中心になって、日本軍は南京で三十万人の中国人を虐殺したと相変らず虚偽の宣伝をしている。しかし、これはアメリカや中国が反日宣伝のために主張する数字のキャンペーンであり、これを日本人にそのまま伝えることは、中国側とアメリカはじめ連合国側のマインド・コントロールに陥っていることに他ならない。

正確には、日本軍が南京城外で殺した中国人は約二千人であるという。しかも民間人ではなかった。民間人の服を着た抗日ゲリラ、つまり便衣隊だったのである。戦場において私服を着て武器を隠し持っていれば、戦時国際法によって即座に銃殺してよいことになっている。スイス政府などは、私服のまま戦闘することは一般市民の大量虐殺を招くとして、固く禁じているほどなのである。

南京城外で日本軍が殺したのは、戦時国際法に違反した抗日ゲリラであり、しかも二千人くらいでしかなかった。それをアメリカの宣教師が「三十万人の大虐殺」と大虚報を報じたのである。

どうして三十万人も殺せるのか

アメリカは、東京裁判でこの虚報に基づいて、松井石根大将を絞首刑という形で殺害した。東京裁判は法的な根拠は何もなく、占領軍の恣意によって開かれた、敵国の政治家、軍人を殺害するための公開ショーであった。これを正義の名で行なうとはおこがましい。これも連合国のマインド・コントロールであり、日本のマスコミ、左翼勢力などがこれに踊らされ、今もくりかえし虚報を流している。南京陥落と同時に入城した日本のマスコミ人百二十名のうち一人も大虐殺を見ていない。三十万も殺せば、当然目に入る。関東大震災の死者でも十万人、広島原爆でも二十万である。疲れ果てて休養を欲していた日本軍が三十万人も殺すような、無駄な労苦と弾丸の消粍ができるはずもない。

松井大将と当時会見した外国人記者からも大虐殺の話はまったく出ていない。東京裁判の起訴も証拠不十分で目撃した証人もいなかった。風説だけで裁判が行なわれた訳である。

松井大将は、キーナン検事に対して、

「逃亡支那軍民が争って避難者の家屋に闖入して掠奪暴行を行なうことは古来支那の内乱以来の常習」であり、「いわゆる損害の大部は、支那軍みずからによって為されたものと判断する」と述べている。このことは、田中正明氏の『「南京虐殺」松井石根の陣中日記』にくわしく記されている。

筆者の従兄は、鹿児島四十五連隊の一兵卒として杭州湾上陸から南京入城まで、ただひたすら走り抜いた者で、南京一番乗りの組だったが、一時帰国した時、「杭州湾に上陸するとき百二十発弾丸をもらったが南京入城まで一度も弾丸の補給がなく、南京に入った時は、三十発しか残っておらず心細くて仕方がなかった」と話した。あまりに、歩兵の進撃が速く、補給が追いつかなかったのである。

「入城してからは疲れがでて、みんな死んだように眠ってばかりいた」

これが精鋭できこえた鹿児島四十五連隊の兵隊の本音であった。また、

「入城したら、シナ人の虐殺死体がたくさんあった。俺たちが一番乗りの口だから、誰がやったのか不思議に思ってきいたところ、シナ兵が逃げる時、やったという話だった。シナ兵がシナ人を殺すとは、どういうことか俺たちにはわからん」

と首をかしげていた。四川軍がやったとか、雲南軍がやったとか、いろんな噂があったという。

中国は地域によって言葉が違い、ほとんど通じないといってよい。むしろ外国人みたいなものである。中華民国側としては、自分の国の兵隊が自分の国の人間を殺したというのでは困るので、全部、日本軍のせいにしたかったのだろう。松井大将のキーナンに対する意見書というものを最近読んで、かつて南京攻撃に参加し、のちに南方で戦死した従兄の話を思い出した次第である。

 三十万人といえば一人に一発ずつ使っても三十万発の弾丸がいる。一人一人連れてきて殺すとすれば三十万殺すのにいったい何十日かかるか。まとめて一斉射撃で殺すとすれば一人あたり五発や十発は要る。そうすれば、少なくとも百五十万発の弾丸が要る。弾丸不足で不安を抱いていた兵隊たちが、そんな愚かな真似をするはずがない。

銃剣で刺すといっても、一人刺せば二人目はなかなか刺せないのが普通の人間である。三十万人刺殺などナンセンスである。まして、死体を放置すれば腐臭で耐えられない。蒙古軍がバグダッドから屍体の腐臭に耐えきれずに退散したことは有名である。三十万人の屍体を埋めるのに、どんな大変な作業がいるか。当時はブルドーザーもなかった。すべて人間の手で穴を堀るのである。こんな無駄な労力を疲労しきっていた兵隊たちがするはずもない。

少し冷静に計算してみるならば、三十万人虐殺が誇大宣伝であったことは明らかである。しかし、朝日、毎日などのマスコミは相変らず、この嘘を執拗に報じ続けている。これは、日本のマスコミがアメリカや中国のマインド・コントロール下に今もおかれているしるしであろう。

だが報道されてしまったものを、真実だと信じる人は多い。特に外国人は、他の情報が少ないだけに信じやすい。韓国の友人なども、『悪魔の飽食』や南京大虐殺は真実だと信じ込んでいた。連合国側のマインド・コントロールが、効を奏しているのである。

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